◆取材を受けた。店のデータ（電話や住所など）の紹介はない。受けた理由はその人をちゃんと知っているか、その人が店に来るか、その人に興味があるか、それだけ。どう料理されるのか、ちょっとドキドキ。そこでキャッチコピーの話になったけど、また深くやってみたくなる。この店を隠れ家なんてダサく、駄作表す相手とはしたくないけど。
◆日曜ランチ。僕の二倍顔がデカい城野くんがいる楽関記に行列ができてて、こりゃどうするべと歩いて施家菜の新店舗、點心坊へ。てんしんぼうって読むのね。月曜に知った。点心の上手い旨い見せ方選ばせ方。そりゃ行きたくなるよね。リピ確実という言葉を使いたくはないが再訪はするよな。
◆午後、北野の会員制外国人クラブ、神戸倶楽部で「ACCAPI」の展示研究発表デモンストレーションイベントへ。モハン、マネシ兄弟と立ち話。そう言えば、モハンの同級キランの息子たちが小学生の頃、そこのプールでちょっと水泳を教えてた。夏になるとプールサイドでBBQと生演奏。京都生まれのどこからどう見ても純和製の僕からすれば、眩しすぎる神戸北野界隈だ。キランっと光る神戸の模範（モハン）は誰も真似し（マネシ）できない夜だった。インド人で遊ぶな。しかし、ACCAPIいいよ。実体験して不思議を知る。僕個人も、年老いた親にも試そうと思ってる。マジで。
◆夜、マザームーンカフェ本店の近く（神戸に移り住んだ30年ほど前はマダムカフェだと思ってた）の洋食店へ。初めて入ったが引っ切りなしに人が来る。リーズナブルに若い人も多い店、その人気ぶりにちょっと羨ましくなってもっと働きたくなった。路地裏のバーの僕にもそう思わせてくれた店。
◆月曜。気の置けない仲間とゴルフ。ラグビーワールドカップ2019のポロシャツで地味に開催アピールしてたら、すぐ後ろの組の知らないオジさんもカンタベリーのRWC2019仕様を着てた。何だか嬉しく駆け寄ろうとしたが、背中に「JAPAN」と入った僕だから聞かれると色々面倒臭くてヤメた。学生レギュラーも危うかった55歳になろうとする僕が、今頃になってJAPANをサポートするのも皮肉なもんだ。もう走れなくなった分、ラグビーと神戸の未来に奔走する。やる。
◆途中、交通方法が信号制御からラウンドアバウトに変更された交差点としては県内初という、神戸市須磨区の神戸流通センター内の弥栄台1丁目の交差点を通った。所謂環状交差点というヤツで、「とまれ」ではなく時計回りに「ゆずれ」とある。不思議な感覚だったが、例えるとメリーゴーランドの白馬になったような気分だった。解らんな。
◆ある女性とひょんなことから久々にメッセージのやり取りをした。「そんなにお会いしたことないのに、勝手に見守って頂いている存在というか、大事な時に何故かお邪魔するというか」そういう風に思われてるのは嬉しい。ある種の恋の予感とも似ていて、再会も楽しくなるしまた頑張れる。そう言えば『恋は遠い日の花火ではない』あのコピーも好きだ。今夜は、長塚京三気分でちょっと心が跳ねた。こんなことくらいでオヤジって単純って思ってる？違うよ。男なだけだ。
エッセイ癖や、ダジャレー男爵が顔を出す。
つまり、店が静かなの。
