このけったいな歩道橋を初めて歩いたのは30年以上前、大学ラグビーの試合帰りにこの交差点のラ... View this post on Instagram このけったいな歩道橋を初めて歩いたのは30年以上前、大学ラグビーの試合帰りにこの交差点のラーメン屋にゾロゾロと向かった時だった。まぁ何とも「行きたい目的に相反する」不可解な歩道橋であった。 橋というものは、妨げられるものつまりそれが川だったり、道路や線路だったり、それらを限りなく直線的至便に渡すものだ。本土と島を結ぶ長い連絡橋。渓谷にやっと付いた吊り橋。まさに待望の架け橋に、クワイ河マーチが聴こえてきそうになる。 神戸の人に、加納町の交差点と聞けば必ずこの三丁目歩道橋を教えてくれる。加納町は、実は新神戸から東遊園地の南海岸通までの縦に細長い地名なのに、加納町のスクランブルはこの橋のことを言う。 ここが立体交差道路になるとかならないとかの話が出ている。確かに不便であまり見ない複雑な形をしているが、ここから近い僕の店の在り方からすれば、このややこしい橋が、簡単に辿り着けない時代錯誤も甚だしい店の入り口と重なってたまらない。 近道よりも、やっと会えた。 そういう方が、僕は忘れない。 #加納町3丁目交差点 #歩道橋 #加納町志賀 #酒場 #神戸 #bar #kobe 加納町 志賀さん(@shiga1048)がシェアした投稿 - 2019年Apr月8日am8時03分PDT